2018年07月10日

ハクビシンと百姓の攻防戦

 If it had rained yesterday, those masked palm civets would have kept eating my watermelons.
「昨日雨が降っていれば、ハクビシンたちは私の西瓜を食い放題だっただろう」(仮定法過去完了)

 昨日の月曜日には雨が降る予想になっていたのに、八王子ではまったく降らなかった。なので、今朝はしぶしぶ早起きして、畑に水やりに行った。

 前から育っている夏野菜は、そんなに水をやる必要はないのだが、最近種を蒔いたばかりのニンジンやゴボウ、追加で植えたキュウリなどには、まだまだ水やりが必要だ。

 昨日、雨が降ってくれさえいればなぁ。I wish it had only rained yesterday. と愚痴りながら。
 
 水やりを終え、「西瓜は新しく着果したかなぁ。ミツバチさんたちは頑張ってくれているかなぁ」と西瓜畑を見回って愕然とした。
 なんと! 西瓜が喰われている! あんなに頑強にネットで防御したのに。

 どこから侵入したのだろうと、ネットをぐるりと見回ると、1か所、ネットが地面から浮いているところが見つかった。そして、その下を引っ掻いたような跡が。

 ああ、ここは日曜日に雑草を熊手でそぎ取ったところだ。その作業のあと、ネットに土寄せをするのを忘れていたのだ。
 
 それにしても、ハクビシンは、こうしたわずかばかりの隙間をよく探し出すものだ。日曜日の夜か昨夜、たまたまやって来て見つけたというのではないだろう。毎晩やってきてはいたのだが、今までは隙間を探せなかっただけだろうと思う。
 
 考えてみると、昨日雨が降らなかったのが逆によかったことになる。雨が降って十分な湿り気があれば、週末まで畑に行かず、ハクビシンたちは西瓜の食い放題になっていたはずだ。

 百姓とハクビシンの攻防戦は、まだまだ続く。

ちなみに、今、この本を無料ダウンロードキャンペーン中です。
posted by 赤井田拓弥 at 10:56| Comment(0) | 農事通信

2018年07月09日

虫の声を愛でる

 小泉八雲の作品に『草雲雀』という短編がある。草雲雀というのは、鈴虫やこおろぎのこと。
 次のように表現している。

 「非常に小さい電鈴の音のやうな、かすかな、かすかな銀鈴が波だち顫へるやうな聲で、部屋がいつぱいになり初める。」
 
 彼はイギリス人である。イギリス人なのに(敢えて「なのに」を使うが)、虫の声を愛でる心がある。
 
 なぜ「なのに」を使ったかというと、藤原正彦氏のエッセイに次のようなくだりがあり、イギリス人は虫の声を愛でるのではなく noise と捉えていると思えるからである。

 来日したイギリス人の友人を、藤原氏が自宅での夕食に招いた。食事中、庭の虫が泣き出すと、その友人が What's that noise? と言ったそうだ。

 noise は、「不快に聞こえる音」である。
posted by 赤井田拓弥 at 23:12| Comment(0) | 英語で英文法

同乗者を確認せずに

 我が畑の隣を耕作しているのは、70代のご夫婦。家が遠いので、車で来る。

 きょう、私よりも先に仕事を終えて帰っていったが、車が出て行ってから、奥さんが「お父さん! お父さん!」と叫んでいるので「どうしたんですか?」ときくと、「私を置いてっちゃった」と。
 
 別にけんかをして奥さんを置いていったわけではない。
 
 奥さんはいつも後部座席に乗る。ご主人は奥さんが乗ったものと思ったらしい。

 奥さんに訊くと「たぶん、家に帰り着くまで気がつかないと思うよ」だと。これで2回目だそうだ。

 ほんとうにしばらく(たぶん40分くらい)してから、ご主人が戻ってきた。話すのを聴いていると、ご主人が言うには「後ろのドアがバタンと言ったから、お前が乗ったと思ったんだよ」と。
 
 家に帰り着くまで、バックミラーを見たり話しかけたりしないのだろうか。
posted by 赤井田拓弥 at 10:45| Comment(0) | 農事通信

2017年11月24日

電子ブックの無料ダウンロードキャンペーン

昨日お伝えした電子ブックが、Kindle でようやく5時から無料になりました。
ここです。

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弊社が出版しているものだけです。拙著でも、他社からの出版分は無料ではありません。

あしからず。そして、もうからず。

posted by 赤井田拓弥 at 17:45| Comment(0) | 英語で英文法

2017年11月23日

電子ブック無料ダウンロードキャンペーン中

 10日ほど前の11月12日(日曜日)に、小平市の津田塾大学で「梅子杯争奪学生英語弁論大会」がありました。

 私の会社では、この10年ほど、毎年、入賞者の副賞の品物を提供しています。1位〜3位の3人分。

 それに加えて、今年はパンフレットに広告も出しました。添付の写真です。シロウトデザインの広告です。

 下のほうに、「11月22日午後5時から無料ダウンロードキャンペーン」と書きましたが、なぜか設定がうまくいかず、今日からのと明日からのになってしましました。

umeko-2017.jpg

 梅子杯のパンフレットを持っている人だけでなく、だれでも無料でダウンロードできます。ぜひ、この機会にダウンロードしてみてください。

 場所は、ここです。

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posted by 赤井田拓弥 at 19:58| Comment(0) | 英語で英文法

2017年06月29日

おもしろ間違い英語 ― その2


Do Not Throw Foreign Bodies in the Toilet


   20170615143426.jpg

 「トイレに異物を流さないで」という意味にしたかったのでしょう。確かに、「異物」で調べると、和英辞典に foreign body も出てきますし、英和辞典では、foreign body に「異物」と出てきます。

 しかし、foreign body というのは、どうも「体内に入った異物」という意味で使われるのがふつうらしく、英語の辞書を見ると、次のように出ています。

  an object or piece of extraneous matter that has entered the body by accident or design

 ですから、ネイティブ・スピーカーが上記の掲示を見たとき、とっさにイラストのような情景を思い浮かべてしまったのでしょう。
 ちなみに、上の by design は「故意に」という意味です。


alian registration card
 
 「外国人登録証」 という意味ですね。日本にいる外国人が「alien という語を使ってけしからん。私たちは宇宙人ではない!」と言ったりするようですが、実は、「外国人」という意味で alien という語は、合衆国の公式ホームページでも使われています。
 公式な法律用語のようです。
 
 たぶん、騒いでいる外国人は、そこまでの知識がなかったのでしょう。私たち日本人でも、日本の法律用語をしっかり理解しているとは限りませんからね。


Nail Remover

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 「マニキュア除去剤」のつもりだったのでしょうが、これでは「爪剥がし器」の意味になってしまうというわけですね。

 「マニキュア除去剤」としてよく使われるのは、nail-polish remover や、ただ単に polish remover などのようです。manicure remover も使われますが、さすがに nail remover は、読んで字のごとく「爪剥がし器」ですね。

posted by 赤井田拓弥 at 09:41| Comment(0) | 生活英語

2017年06月28日

おもしろ間違い英語 ― その1


 第二次大戦後、アメリカ軍が日本に進駐してきたため、その軍属の人たちに分かるようにと、街中にいろいろな英語の表示が見られるようになったそうです。
 そうした中から、間違っている表現や誤解を招く表現などを集めた本があります。
  Gems of Japanized English
というタイトルの本です。

 この本から、いくつか紹介しましょう。

Cars Will Not Have Intercourse on This Bridge

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 2台の車がすれ違えないほど幅が狭い橋のたもとに立てられていた掲示の表現です。
intercourse という単語は、辞書には 「(考え・感情などの)交換」 という語義も出てきますが、今では「性交渉」以外で使われることはほとんどありません。

 ですから、ネイティブ・スピーカーの感覚では、イラストのような情景を思い浮かべてしまうのでしょう。


Ladies Have Fits Upstairs

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 「女性は2階で試着をすることができます」と言いたかったのでしょうけど、have a fit は「発作を起こす、ひきつけを起こす」という意味なのです。

 ですから、イラストのように、店の前の女性がひきつけを起こした自分を思い描き、店に入るのを躊躇しているというわけです。


Do Not Enter Bath with Soap Bubbling Body
  
   20170615143402.jpg

 日本の風呂の入り方を注意した掲示です。「石けんの泡が付いた身体のまま風呂桶に入ってはいけません」という意味にしたかったわけですね。

 意味は十分に通じる表現にはなっていますが、soap bubbling body という表現では、「石けんの泡が身体から吹き出している」状態を表してしまいます。


名詞を修飾する現在分詞

 現在分詞は名詞を修飾する形容詞の働きをすることができます。ただ「〜している何々」という意味のつもりで <現在分詞+名詞> にしてしまうと、ネイティブ・スピーカーには奇妙に思える表現になったりするので、注意が必要です。

 例えば、That woman is smoking. は「あの女性はタバコを吸っている」 で正しい文ですが、「タバコを吸っている女性」 という意味にしようと、a smoking woman とすると、「身体から煙を出している女性」 となってしまうのです。


 続きは次回に。
posted by 赤井田拓弥 at 17:04| Comment(0) | 生活英語