2017年03月31日

ベトナム戦争体験者だったルームメイトとのアメリカでの話


 きょうは、英語の話を外れて、アメリカでの奇妙な(?)体験談を。

 アメリカに行って2か月ほど経ったころ、ルームメイト(ビルという名前)の友人が結婚して家を買った。すると、どうも不審者が現れ、2度ほど break-in されたという。

 その友人がルームメイトに、ひと晩夜警をしてほしいと言ってきた。
 家の遠くに車を停め、そこから見張るだけだからといって、私も駆り出された。

 家を買ったビルの友人はライフル銃を買った。彼は、そのライフルを持って自分の家にいて見張るという。

 ビルともう1人の友人(彼も銃を持っていた)と私が、ビルの車に乗って、遠くからその家を見張ることになった。

 車で友人の家に向かう車中で、銃を持った友人が「もし不審者が撃ってきたら、車のシートの下に隠れろ」 と言った。

 「冗談じゃない! そんな話は聞いてないよ!」

という気持ちだったが、「イヤだから帰る」 というのも弱虫のような感じで言えなかった。そもそも、砂漠の途中で、帰る手段もなかったし。

 ビルの友人が買った家は、砂漠の中にあるような感じで、まわりには数件の家しかなかった。ビルと私ともう1人の友人は、家を買った友人の家から100メートルほど離れたところに車を停め、見守った。

 朝の3時頃まで車の中で見守ったが、その夜は何も起こらず、引き上げることになった。

 その後、不審者の話が出ることはなく、また行こうという話にはならなかったが、なんとも不思議な夜を過ごしたものだった。


DSC02579.jpg
posted by 赤井田拓弥 at 10:11| Comment(0) | 英語で英文法

2017年03月30日

ディクテーション学習に最適な VOA の Learning English


20140405baimo-1.jpg
これはバイモという花です。クリック拡大してください。

 VOA(Voice of America)は、大統領直轄の国営放送です。以前は日本でも短波で受信できましたが、今では、日本ではインターネット配信でのみ聞くことができます。

 アメリカ大統領直轄の国営ラジオ放送ですから、その英語の内容と質は、吟味を重ねて厳密に選定された最高のものです。また、アナウンサーたちも特別に話し方や発音などの訓練を受けたスペシャリストばかりです。


VOA の Learning English が聞き取り練習に最適の理由

 VOA には語彙レベルと話すスピードを抑えて話している Learning English という番組があります。この番組はディクテーション学習の素材としてとても向いています。
その理由を考えてみましょう。

 ディクテーションのススメという本では、この VOA Learning English を使ってディクテーション学習の進め方をていねいに指導していきます。

スピードと語彙問題を一挙に解決!

 Learning English による番組は、使用される単語のレベルを1,500語程度に制限し、スピードも1分間に100語程度に抑えてあります。

 ふつうのネイティブ・スピーカーたちがスピーキングに使う語彙レベルは5,000語レベルを超えますし、スピードも1分間に150語くらいだと言われていますから、Learning English の「1分間に100語」というスピードはずいぶんゆっくりと聞こえ、聞き取りやすいのです。


絶妙なポーズで理解しやすい

 Learning English は、ただ単にスピードがゆっくりしているだけではないのです。アメリカ政府が全世界に向けて放送している VOA ならではの工夫が成されているのです。

 それは Suprasegmental Recognition と言われる音声工学に基づいた録音方法です。

 これは、1つのフレーズ(意味を成す語句のかたまり)は、殊更にゆっくりと読んでいるのではなく、ふつうのスピードよりわずかに遅い程度です。

 そして、フレーズとフレーズの間のポーズの空きに絶妙の工夫が凝らされているためにゆっくりと聞こえ、理解しやすいのです。


一般のゆっくり英語教材との違い

 「ゆっくりであれば聞き取りやすいだろう」と、日本で市販されている教材のなかには、フレーズも単語もひとつひとつ区切ってゆっくり読んでいるものがときどき見受けられます。

 しかし、1語1語をゆっくりと読んだ上に意味のつながりを無視して区切ってしまうと、今度は聞こえてくる英文のスピードと理解の思考スピードの間にズレが生じ始め、音声そのもの(物理音)は聞き取れても意味が理解できないというおかしな現象が起きてしまうのです。

 このように絶妙のポーズを設けた VOA Learning English は、非英語圏の人たちが理解しやすいようにという意図でていねいに制作されたいたれりつくせりの番組です。

 もともと英語教育のために作られた番組ではありませんが、私たち英語の non-native speaker の英語学習のためには最適の教材となっているというわけです。

41mIBEghagL.jpg

 ここからお求めください。300円です。
posted by 赤井田拓弥 at 17:37| Comment(0) | 電子ブック

ディクテーション学習の進め方



893848_348687905251923_1602422696_o.jpg


 電子ブックで『ディクテーションのススメ』という本を出しました。

 ディクテーション学習がどれほど効果的な方法なのかを、これから少しずつ書いていきたいと思います。

 きょうは、その第二弾です。

 それでは、ディクテーションの学習法を具体的に考えていきましょう。


(1) スクリプトが入手できる英文を使う。

 ディクテーション学習では、書き取った英文が正しいのかどうかを確かめなければなりません。ですから、スクリプトは絶対に必要です。スクリプトが入手できる音声で学習しましょう。


(2) 「脱落」や「弱化」の少ないものを使う。

 ナチュラルスピードの英語で起きる音声変化の現象、つまり、脱落弱化が頻繁に起きる英語や映画のセリフなどは、初期のディクテーション学習には適していません。

 実は、脱落や弱化が生じている箇所は、物理的に音声自体がないのです。細かいところまで聞き取ろうと何度も同じ箇所を聴いても、実際の音声がないため、堂々巡りに陥ってしまいます。

 上級者は、物理的にはない音声を頭の中で補って英文を再構築できます。しかし、初期の学習者は、脱落している部分を聞き取ろうとするあまり、その1か所だけを集中して聞こうとし、失敗します。


(3) フレーズごとに区切って聞く。

 ディクテーションは、4〜5語くらいのフレーズを目途に区切りながら聞き、書き取っていきます。最初のうちは、文のように長い単位で聞いても記憶できませんし、再生装置をもどしたりするのが面倒です。

 そして、フレーズで区切るということは、単語単位のようにあまりに細かく区切らないということでもあります。あまり細かく切ると、音素だけを聞き取ろうとする姿勢になり、内容をつかむ学習から外れてしまいます。


(4) 必ず振り返り学習をする。

 ディクテーションに限ったことではありませんが、間違えた箇所を振り返って自己学習することが肝心です。自己学習は、辞書を引く、インターネットで検索する、友人や native speaker にたずねるなど、基本的には何をしても自由です。

 自分の学習ですから、好きなように学習しましょう。


(5) 身近な話題を選ぶ。
 
 英語学習で最も重要なことは持続することです。長く続けるためには、興味が持てて、しかも自分の勉強や仕事に役立つものがよいでしょう。

 この点、Voice of America の Learning English という番組は、ゆっくりしたスピードでニュースを読み上げてくれるので、これからディクテーション学習を始めるみなさんにおすすめです。


 Voice of America の Learning English については次回、詳しく紹介します。


 ディクテーションのススメは、こちらからどうぞ。

41mIBEghagL.jpg
posted by 赤井田拓弥 at 10:33| Comment(0) | 英語で英文法

2017年03月29日

ディクテーション学習のすすめ



 電子ブックで『ディクテーションのススメ』という本を出しました。ディクテーション学習がどれほど効果的な方法なのかを、これから少しずつ書いていきたいと思います。

 ディクテーションという学習法は、英語を聞きながら聞こえてくる英語を一語一句残らず書き取るだけの極めて単純な学習法です。

 「音声を文字にする」というだけの作業ですから、「大して効果があるとは思えない」と主張する人も多いようです。

 しかし、英文を書き取る作業の過程には、実にたくさんの要素が含まれており、英語の総合力アップに非常に効果のある学習法なのです。


ディクテーション学習はなぜ効果的か

 ディクテーションの基になるのは、音声だけです。その音声だけの状態から、どこが文の始まりなのかどこで終わっているのかなどを判断して、大文字にするところやピリオドを打つところなどを決めます。また、文尾がピリオドなのかクエスチョンマークなのかなども判断します。

 さらに、英単語にはたくさんの同音異綴語や紛らわしい発音の単語があります。こうした単語は、音声上はまったく同じに聞こえたり、すぐには判断できない発音で聞こえたりします。

 この場合、状況判断がポイントです。

 また、ふつうのスピードの英語では、「弱化」や「消失」と言われる、音がはっきり聞こえない現象や、「連結」と言われる音がつながった現象、他の発音にまぎれて別の発音に聞こえてしまう「同化」現象が起こったりします。

 こうしたリスニングを困難にするさまざまな現象も、文法力があればそこを補って理解することができます。
 つまり、ディクテーション学習を続けることによって、リスニング力だけでなく、文法力構文力リーディング力が備わってくるというわけです。
 
 ディクテーションは一見、物理音の聞き取り作業の世界から出ていないように思えますが、実は上で述べたようにさまざまな要素が求められますので、Listening Comprehension 能力(聴いて状況を判断し内容を理解する力)の養成を含め、リーディング力、ライティング力、文法力などをブラッシュアップするのに最も効果的なトレーニング法だと言えるのです。

 ぜひ、この機会にディクテーション学習を始めてみませんか。

posted by 赤井田拓弥 at 19:27| Comment(0) | 英語で英文法

VOA Learning English のディクテーションで TOEIC スコアが判断できる。


 Voice of AmericaSpecial English という、1500語レベルの単語を使い、1分間に100語の、やさしくてゆっくりとした放送がありました。今でも、Learning English として残っています。

 この Special English を使ってディクテーションをした調査から、TOEIC スコアが予測できることが分かりました。

 1990年代の半ばでしたが、TOEIC を考案された三枝幸夫教授と私たちのグループが行った調査です。

 その調査の詳しいいきさつと、なぜTOEICスコアが予測できるのかという調査結果の数値や統計グラフなどは、この本に詳しく載せました。

 新刊です。300円です。

41mIBEghagL.jpg
posted by 赤井田拓弥 at 11:38| Comment(0) | 英語で英文法