2012年09月02日

かごっま弁講座 ― その2


 前回、鹿児島弁では [ai] 音が [e] 音になると書きました。

 【例】 daikon  dekon
     kaimono  kemon


 音節が離れていても [ai] は [e] となります。

 【例】 我が家 [waga ie]  [wagee] わげえ


 そして、鹿児島弁では自分のことを「おい」と言い、「あなた」は「わい」と言います。ですから、「あなたの家」は「わいが家」となり、「がいえ」が「げえ」と発音されて「わいげえ」となるわけです。

わげえ」が「私の家」で、「わいげえ」は「あなたの家」なのですね。


 ところが日本語というのはおもしろいもので、鹿児島弁で「わい」は「あなた」ですが、関西では自分のことを「わい」と言いますね。

 で、人が自分のワインを飲もうとしているのを見たとき、こう言います。

 「そのワインはわいんのじゃ

 ところが、鹿児島で「そのワインはわいんのじゃ」と言うと、「そのワインはあなたのです」となり、飲まれてしまうわけですね。

実は、ちょっと違って、「そんワインはわいがとじゃ」と言いますけどね。


 ちなみに「そのワインはわいんのじゃ」を英語で言うと、

  That wine is mine.

です。

 りっぱに韻を踏んでいますねぇ。

 
posted by 赤井田拓弥 at 10:45| Comment(0) | 屋久島のこと
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