2018年10月29日

芋掘りの手伝い


 昨日の日曜日、我が家から5キロほど離れたところにある、93歳のお爺さんがやっている畑に芋掘りの手伝いに行った。
 
 そのお爺さんは、去年までは割と元気に畑仕事もできていたのだが、今年から急に歩くのが困難になり、頻繁に畑に出ることができなくなった。それで、そのお爺さんの又従弟の人(73歳)が、あまり手をかけなくてもよいようにと、さつまいもを植えた。1000本ほど。
 
 そのお爺さんは、手押し車に頼って300メートルくらいをゆっくりゆっくりと歩き、畑に行くことは何とかできる。畑に出ると、昔取った杵柄で、作業をするのは大丈夫だそうだ。
 
 先日、その又従弟の人と話していると、お爺さんが頑張って少しずつ掘っているけど、まだ大半が残っているということだった。それで、「今度の日曜日に晴れていたら手伝いましょうか」と申し出た。
 
 その又従弟の人がほかの人にも声をかけ、数人で昨日、手伝いに行った。
 
 そのお爺さんは午後には、手押し車を押して、畑にやってくるそうだったが、来なかった。手伝いに行ったみんなとは「疲れたんだろうね」などと話したりしていた。
 
 すべての作業が終わって、そのお爺さんの家に芋を届けに戻ったところ、庭の腰掛にぽつんと座ったお爺さんがいた。
 そして、その横には芋がいっぱい入ったショッピングバッグが5個並んでいた。その芋は、前に彼がコツコツと掘ったやつである。
 
 午後、そのお爺さんが畑に来なかったのは、私たちに帰りに持たせようと思った芋をショッピングバッグに詰めていたためだ。
 
 作業が本当にホントに遅いから、納屋から少しずつ運んで5つのショッピングバッグに芋を30個くらいずつ詰めたわけだから、ゆうに2時間はかかっただろう。
 
 涙が出た。

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posted by 赤井田拓弥 at 12:01| Comment(0) | 雑文
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