2018年07月26日

「ふれあい何々」という言葉


 高島俊男氏の『お言葉ですが…D キライなことば勢揃い』に、「ふれあい」という言葉が気色悪いと出てくる。
 「ふれあい図書館」とか「ふれあい体育館」とか。

 確かに、「ふれあい体育館」、「「ふれあいバス」、「ふれあい電車」などは、気色悪い。私もキライである。

 そして高島氏は、『学研現代新国語辞典』の「ふれあう」の項に「たがいにわかりあったような気持ちになる」という説明があることに、「これは傑作だ」と喝采している。

 辞書も捨てたものではない。

 私はこの辞書を持っていないので、ほかの小辞典でチェックしてみた。ある辞書の「ふれあう」の項には、次の説明があった。

   「接近した結果、両者の間に間隙が無くなる

 そして例文は、こうである。

   「唇と唇がふれあう」
 
 辞書の編纂者たちは、「手と手がふれあう」くらいでは物足りないと思ったのだろうな。

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posted by 赤井田拓弥 at 10:12| Comment(0) | 雑文
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