2017年04月04日

VOA ディクテーションモニターの一例(その1)

 
 以前に『パワーアップリスニング』(朝日出版社) という雑誌の執筆・編集を担当していたとき、VOA ディクテーションのモニターを募集し、一定期間、Special English (現 Learning English)のディクテーションをやってもらったことがあります。

 下のグラフを見てください。

2017-04-03-4.jpg
グラフは、クリックすると拡大します。

 11 月16日までとそれ以降とがまるっきり違った傾向を見せていることに気づかれることでしょう。

 このときのモニターさんは、「11月16日までは 聞き慣れない固有名詞が出てくると、文の構造自体がわからなくなることがあった」 と言っていました。

 文の構造自体を音声に惑わされていた状態だったのですね。

 これが11月19日を境に正解率のばらつきが見られなくなり、安定してきています。

 つまり、固有名詞と他の品詞との区別がはっきりできるようになったということです。

 ニュースに限らず、英語のなかで固有名詞の占める割合はそんなに多くありませんから、固有名詞と他の品詞との区別がつけられるようになるだけで、ずいぶんと気が楽になるはずです。

 こうなると、ディクテーションのたびに、文の構造や文法の再構築ができるようになり、楽しくなります。そして、ディクテーションに弾みが出てきます。

 そうすれば、正解率(つまり英語能力)がぐんと上がってくるというわけです。
posted by 赤井田拓弥 at 09:35| Comment(0) | 電子ブック
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。