2017年03月30日

ディクテーション学習の進め方



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 電子ブックで『ディクテーションのススメ』という本を出しました。

 ディクテーション学習がどれほど効果的な方法なのかを、これから少しずつ書いていきたいと思います。

 きょうは、その第二弾です。

 それでは、ディクテーションの学習法を具体的に考えていきましょう。


(1) スクリプトが入手できる英文を使う。

 ディクテーション学習では、書き取った英文が正しいのかどうかを確かめなければなりません。ですから、スクリプトは絶対に必要です。スクリプトが入手できる音声で学習しましょう。


(2) 「脱落」や「弱化」の少ないものを使う。

 ナチュラルスピードの英語で起きる音声変化の現象、つまり、脱落弱化が頻繁に起きる英語や映画のセリフなどは、初期のディクテーション学習には適していません。

 実は、脱落や弱化が生じている箇所は、物理的に音声自体がないのです。細かいところまで聞き取ろうと何度も同じ箇所を聴いても、実際の音声がないため、堂々巡りに陥ってしまいます。

 上級者は、物理的にはない音声を頭の中で補って英文を再構築できます。しかし、初期の学習者は、脱落している部分を聞き取ろうとするあまり、その1か所だけを集中して聞こうとし、失敗します。


(3) フレーズごとに区切って聞く。

 ディクテーションは、4〜5語くらいのフレーズを目途に区切りながら聞き、書き取っていきます。最初のうちは、文のように長い単位で聞いても記憶できませんし、再生装置をもどしたりするのが面倒です。

 そして、フレーズで区切るということは、単語単位のようにあまりに細かく区切らないということでもあります。あまり細かく切ると、音素だけを聞き取ろうとする姿勢になり、内容をつかむ学習から外れてしまいます。


(4) 必ず振り返り学習をする。

 ディクテーションに限ったことではありませんが、間違えた箇所を振り返って自己学習することが肝心です。自己学習は、辞書を引く、インターネットで検索する、友人や native speaker にたずねるなど、基本的には何をしても自由です。

 自分の学習ですから、好きなように学習しましょう。


(5) 身近な話題を選ぶ。
 
 英語学習で最も重要なことは持続することです。長く続けるためには、興味が持てて、しかも自分の勉強や仕事に役立つものがよいでしょう。

 この点、Voice of America の Learning English という番組は、ゆっくりしたスピードでニュースを読み上げてくれるので、これからディクテーション学習を始めるみなさんにおすすめです。


 Voice of America の Learning English については次回、詳しく紹介します。


 ディクテーションのススメは、こちらからどうぞ。

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posted by 赤井田拓弥 at 10:33| Comment(0) | 英語で英文法
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