2017年02月16日

乗り物に使う on と in の区別

 乗り物に「〜に乗って」と言うとき、in を使うのか on なのか迷う人も多いのではないでしょうか。on the bus、on the train、on the plane、on the ship などは on なのに、なぜ乗用車だけ in the car なのでしょうか。

 英語のサイトにネイティブ・スピーカーが文法問題に回答するものがあり、「屋根のない乗り物には on を使う」だとか「中で移動できるくらい広い乗り物には in を使う」など珍説もあったりしますが、どれも的を射ていません。

 簡単に覚えられ、忘れない考え方があります。

 上に述べたバス、電車、列車、飛行機、船は、どれもが商業的に毎回同じルートを移動していることがポイントです。つまり、「決まったの上」を運行しているのです。on the line という考え方です。

 今では無線がほとんどですが、電話もインターネットも、出だしは線がつながっていました。ですから、on the phone であり、on the Internet と言います。

 屋根のあるのは in で、ないのが on のように区別するという人もいますが、今では、ほとんどの乗り物に屋根がありますから、on を使う理由が説明できませんね。

 こうした商用の乗り物に対して、自家用車はどこでも自由に走り、決まった路線がありません。ですから、on ではなく in を使います。in the car、in my car のように言います。
 タクシーは商業用ですが、同じルートを走るわけではありませんので、in a taxi のように in を使います。

 on the plane だからすべての飛行機は on なのかと思ってしまいますが、in a small plane という表現があります。これは small がミソです。自家用機なのですね。つまり、商業用のコマーシャルルートのように毎回同じ「線」を飛ぶわけではありませんから、on は使わず in になるわけです。

 このように路線が決まった乗り物には on を使い、どこでも自由に行ける乗り物には in が基本です。

 だからと言って、「on ではない乗り物は in だ」のように結論づけることもできません。バイクや自転車や馬は、商用ルートがあるわけではありませんが、on を使います。
posted by 赤井田拓弥 at 10:36| Comment(0) | 生活英語
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