2019年12月12日

英語の大学入試は L とR だけにすべき理由。


 
 英語の大学入試の外部試験導入が延期された。それはスピーキング(S=speaking)とライティング(W=writing)を測定できるようにという目論見だった。
  
 大学入試は L(listening)と R(reading)だけでよい。S(speaking)と W(writing)は要らない。と言うか、逆に「身の丈」の差が広がる。

 リスニングとリーディングは「理解言語」である。理解言語は自己学習で完結することができる。もちろん、モチベーションの持続には相当の努力を要するが。

 いっぽう、「表現言語」であるスピーキングとライティングは、その妥当性や進捗度合いを、ネイティブ・スピーカーや英語がよくできる第三者に判断してもらわなければならない。

 つまり、SWを伸ばすには金がかかるのである。
 
 ここに格差が生まれる。地方や離島の高校生たちには、ネイティブ・スピーカーに触れる機会が少ない。いわんや英語圏の国に短期留学するような経済的な理由は、推して知るべし。

 全国の高校生(受験生)の英語力を公平に測定するのであれば、やっぱりリスニング力とリーディング力だけの測定に留めておくべきなのである。
 
 高校生の SW の測定は不能だという件は、またいずれ。

posted by 赤井田拓弥 at 11:58| Comment(0) | 雑文