2019年07月03日

かごっま弁の敬語のバラエティ


 私は、生まれながらにしてバイリンガルである。

 私の家族は、私が生まれる前の年に、現在の鹿児島県日置市吹上町から屋久島に移り住んだ。

 私が思うに、屋久島弁にはあまり敬語がない。それだからか、祖母が屋久島弁を嫌った。なので、学校で級友たちとはふつうに屋久島のその地域の言葉で話したが、いったん家に帰ると、家族同士では鹿児島弁で話さなければならなかった。

 なので、私はバイリンガル

 屋久島弁にはあまり敬語がないようだが、いっぽう、鹿児島弁には何段階かの敬語がある。
 
 「どこに行くのですか」を、上から下へ並べてみよう。

  どけいっきゃっとでごわんな?
   → いちばんの目上の人に対して。

  どけいっきゃっとごわしか?
   → それなりに上の人に対して、丁寧に。

  どけいっきゃっとな?
   → 親あるいはよく知った近所の大人に対して。

  どけいっきゃっとね?
   → 同等に人に対して、女性版。

  どけいっとな?
   → 同等の人に対して、男性が言う。

  どけいっとね?
   → 同等の人に女性がていねいに言うとき。

  どけいっとか?
   → 同等あるいは目下の人に、男性が言う。
    「」は、かなりぶっきらぼう。

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posted by 赤井田拓弥 at 10:29| Comment(0) | 雑文