2018年08月05日

Indian summer は、本当に「小春日和」か?



 「小春日和」を和英辞典で見ると、訳語のひとつに Indian summer がある。そして、英和辞典で Indian summer を見ると、「インディアンサマー、小春日和」と出てくる。

 「インディアンサマー」が何なのか感覚的に日本人に定着していないのに、この語義を出しても意味がないと思うが。

 さて、私は Indian summer の訳語の「小春日和」には懐疑的である。

 「小春日和」は、晩秋や初冬の穏やかに晴れた、ぽかぽかと気持ちのよい日のことをいう。

 そして、このリンク先にある英文を読む限り、「ぽかぽかと穏やかな」という感じはあまり感じられない。


 私は、カリフォルニア州南部の砂漠の町に住んだことがある。11月半ばのある日、本当に真夏かと思われるような暑い日がやってきた。これをクラスメートたちが Indian summer だと言っていた。

 砂漠の町なので、ほとんど雨が降ることがなく、その暑い日の前にも、穏やかに晴れた日が続いていたが、だれも Indian summer だと言った者はいなかった。

 英語の definition に、”a period of warm days in late autumn or early winter” があり、これが基になって「小春日和」という日本語の語義がうまれたのではないかと、私はにらんでいるが、この warm が曲者である。

 私たち英語学習者の感覚では、warm は「暖かい」である。そして、持ちよい暖かさと思う人がほとんどであろう。

 しかし、下の写真で見るように、摂氏39度でも、very warm である。ネイティブ・スピーカーが感じる warm は、もっと気温が高いところまで含むのではないかと、私は思っている。

スクリーンショット-2018-07-24-12.16.58.jpg


 ある辞書で Indian summer の語義として ”a return of hot days in late autumn or early winter” のようにあるのを見た記憶もある。


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posted by 赤井田拓弥 at 15:00| Comment(0) | 生活英語

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ゴーヤ09122010-2
posted by 赤井田拓弥 at 09:01| Comment(0) | 雑文