2018年08月31日

株式会社ナラボー・プレスとは?


 我が社の社名は「株式会社ナラボー・プレス」です。英語のつづりは Nullarbor Press, Inc.
 
 この写真の場所、Nullarbor Plain にちなんで付けました。写真の看板にもある treeless が nullarbor の意味です。
 null は「何もない」という意味で、arbor が「木」。

 この社名にしたのが33年前のことでした。ちなみに、この写真は、今日、お金を出して買いました。

 写真は、クリックすると大きくなると思います。


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posted by 赤井田拓弥 at 14:46| Comment(0) | 雑文

2018年08月22日

虫もつかない美男子


 無農薬野菜には、虫がつくことが多い。私の作る野菜は完全無農薬なので、たいていは虫に食われた跡がある。

 差し上げるのに躊躇するが、人は「きっとおいしいから、虫たちもよく分かっているのでしょうね」と言う。
 
 しかし、これは逆らしい。

 本当に養分が行き届いてたくましく育った野菜には、無農薬であっても虫は寄りつかないのだそうだ。
 逆に、うまくない野菜に虫がつく。
 
 そう言えば、すごく美しい女性には、男も声をかけづらい。つまり、虫がつきにくい。

 私に女性が近づかなかった原因が、今、理解できた


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posted by 赤井田拓弥 at 19:16| Comment(0) | 雑文

昭和39年の東京オリンピックを日本に呼んだ日系2世の話


 この本を読んだ。600ページ近いが、一日で一気に読んだ。ずっと興奮しながら読んだ本は、最近あまりなかったが。

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 日系人の Fred Isamu Wada (フレッド・勇・和田)という人の話。「とてつもなくすごい人」の言葉しか思い浮かばない。

 フレッド・イサム・ワダさんについて詳しくは検索されたし


土曜日に読んだ本で興味深かった件の1つ。

 6行目、「四人」に「よつたり」というルビが振られている。
 (写真は、クリックすると拡大します)

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 「ひとり、ふたり」のあとは「みたり、よたり(よったり)、いつたり、むたり、ななたり、やたり、ここのたり、とたり(とおたり)」のように続く。

 この言い方は、戦後すぐの頃までは、割と一般的に使われていたようで、フェイスブックでは、多くの友だちが「おばあちゃんは使っていた」とか「近所の年配の人たちは今でも言う」などのコメントを寄せてくれた。


 この本に、日系2世の主人公が「オレは産婆の亭主だから」と言うくだりがある。

 奥さんも日系2世だが、小さいときから19歳まで日本で育ったので日本語もよく知っており、「産婆の亭主じゃなくて、髪結いの亭主でしょ」と返すところがおもしろい。

 私がアメリカでお世話になった日系2世の人も、ときどき勘違いで使ったりしていた。

 私たちが「メロンは大好きです。メロンには目がないんです」と言ったりすると、「なぜ好きなのに目がないの。目があるから好きになるんじゃないの」と返してきたりした。

 また、この本には『羅府新報』の記事がよく引用されている。

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 私がアメリカに滞在した1970年代の半ばには、当然まだインターネットはなく、また私が住んだ砂漠の町には日本の雑誌などを置いてある書店もなかったため、日本のことを知るのは、日本からの手紙と、この『羅府新報』が頼りだった。

 上に書いた日系2世の人のお宅に夕食に呼ばれたときなどに、何日分もむさぼるように読んだものだった。

posted by 赤井田拓弥 at 12:36| Comment(0) | 雑文

2018年08月10日

boyfriend、girlfriend の使い方


 そろそろ死語かもしれないが、「ボーイフレンド、ガールフレンド」という日本語がある。恋人ではない異性の友人のことを、気軽にボーフレンド、ガールフレンドと言ったりする。「私は、まだ恋人(カレ)はいないけど、ボーイフレンドだったら何人もいるわ」などと。

 それで、女性が英語圏の人に、同じような意味で I have many boyfriends. と言ってビックリされたりする。

 英語では、女性が同性の友人のことを my girlfriend と言っても何の差し支えもないが、男が my boyfriend と言うと特別な関係の男性を指すことになる。
 
 また、「親友」のつもりで同性の友人を my intimate friend と言うと、特別な関係の人を指す。

 やっかいなのは、和英辞典の「親友」に intimate friend が載っていたりすることである。40年ほど前の和英辞典にはあった。


「my + 形容詞 + 名詞」の語順

 my best friend とか my close friend では語順を間違える人は少ないが、dear を使うと dear my friend の語順で書く人が多い。
 
 フェイスブックで、ときどき Dear my facebook friends という呼びかけを見ることがあるが、My dear facebook friends が正しい語順である。

 手紙で「○○様」の感じで、英語では Dear Mr. Smith のように書くので、Dear は最初に来るものと思い込んでいるのであろうが、dear は単なる形容詞なので、人称代名詞よりあとにくる。


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posted by 赤井田拓弥 at 09:48| Comment(0) | 雑文

2018年08月07日

「いる」と「ある」


 Yahoo のニュースで、東日本大震災の4か月後に生まれ、1年生が1人だけの小学校に入学した女の子のことを放送していた。

 その子が動画の中で「友だちがあるし」と言っていた。
 
 今80歳くらいから上の人たちが書いた文を読むと、「そう言う人もあろうが」とか「そんな人もあった」のように、人に対しても「ある」と表現しているのが多い。

 童謡『七つの子』でも「かわいい七つの子があるからよ」のように「ある」である。

 今では「いる」が主流だと思うが、もしかして東北の方では「ある」が残っているのだろうか。

posted by 赤井田拓弥 at 22:45| Comment(0) | 雑文

2018年08月02日

at the morning という表現


 ある本を読んでいて、ロバート・ブラウニングの「春の朝(あした)」をチェックしようと思い、『海潮音』(上田敏訳詩集)を買った。上田敏は、中学か高校で習う「山のあなた」で知っている人も多いことだろう。

  山のあなたの空遠く
  「幸」住むと人のいふ。
  噫、われひとゝ尋めゆきて、
  涙さしぐみ、かへりきぬ。
  山のあなたになほ遠く
  「幸」住むと人のいふ


閑話休題。

 上田敏による「春の朝」は次のとおり。

   時は春
   日は朝(あした)
   朝(あした)は七時
   片岡に露みちて
   揚雲雀(あげひばり)なのりいで
   蝸牛(かたつむり)枝に這ひ
   神、そらに知ろしめす
   すべて世は事も無し


 そして、ブラウニングによる原詩はこれ。

   The year's at the spring
   And day's at the morn;
   Morning's at seven;
   The hillside's dew-pearled;
   The lark's on the wing;
   The snail's on the thorn:
   God's in His heaven−
   All's right with the world!


 さて、この詩で気になったのが、at the springat the morn (morning のこと)の at である。

 通常、私たちは spring morning のように、ある程度の幅がある時間には in を使うと認識していると思う。

 ここでは、「四季では春がよい」、「一日のうちでは朝がいちばんだ」というような意味で使っているので、in ではなく at が用いられているというわけである。

 清少納言の『枕草子』を思わせるような詩である。

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posted by 赤井田拓弥 at 10:27| Comment(0) | 雑文

2018年08月01日

graduate は大学だけか?


 以前に私が執筆・制作した教材の内容について、読者(利用者)から、次の質問が来た。
 
質問内容:
  (B) She is graduating from high school this year.
    という例文が Listening の問題中にありましたが、
    graduate は大学を卒業するときしか使わないのでは
    ないでしょうか。高校では leave または after
    を使う方が適切だと思いますが、教えてください。

 
 この質問文の after は何なのか理解できなかったが、graduate の用法については「えっ!? そうだったのか」とちょっと焦った。

 ネットで調べると、イギリス英語では graduate は大学でしか使わないような情報だった。しかし、カナダやアメリカでは高校でも使うらしいとあった。

 それで、アメリカの出版社に勤める人、アメリカでコピーライターをやっている友人、そして、去年高校を卒業した大学生(すべてネイティブ・スピーカー)にメールやメッセージを送って聞いてみたところ、それぞれ、次のような回答を得た。

―― Yes, you graduate from high school.

―― Yes, we do for sure. “Graduate” is used for anyone who is graduating no matter what level of education.

―― Yes, “graduate” is definitely used for completing high school. That's very common.


 ホッとした。

 ただ、さすがに小学校の卒業には使わないそうだ。



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posted by 赤井田拓弥 at 09:56| Comment(0) | 雑文