2018年07月23日

馬の背を分ける雨


 連日の猛暑で、私の畑の作物は水不足で瀕死の状態。一雨がほしい。それで、つい「東京アメッシュ」で夕立が来ないかをチェックしたりする。

 毎日と言ってもよいほど、東京の西の山間部では、「東京アメッシュ」に雨のマークが現れ、少しずつ東に移動して、私に雨の期待感を持たせる。

 しかし、大抵は我が畑があるあたりの少し西側で、雨マークが消滅していくのだ。これを見ると、いつも「馬の背を分ける雨」という言葉を思い浮かべる。

 「馬の背を分ける雨」というのは、夏の夕立を表す言葉で、ある一部だけに激しく降り、その外側はまったく濡れてもいないような降り方を言う。

 私は、この「馬の背を分ける雨」を実体験したことがある。

 若い頃、調布の草野球チームに参加していた。ほかの5チームほどで、リーグ戦のようなことをやっており、春先から12月くらいまで、2週間に1度くらいの割で試合をしていた。

 試合場は、だいたい今の味の素サッカースタジアムがあるあたりで、何面かのフィールドがあった。

 ある夏の午後、試合中にセカンドのちょっと後ろから向こう側だけが土砂降りになったのだ。なのに、こちらのダイアモンド側にはまったく降らず、地面も砂ぼこりが立つくらい乾いていた。

 試合を中断するほどでもなく、守備が終わって戻ってきたライトとセンターの選手は全身ずぶ濡れだったのである。そして、私たちは何ともないという奇妙な経験だった。

 ちなみに、私はサードを守っていたので濡れなかった。

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posted by 赤井田拓弥 at 12:28| Comment(0) | 雑文