2017年04月07日

なぜ、わざわざ Park Parallel と指定する?


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 Park Parallel は 「縦列駐車すること」 という意味ですね。

 これは坂道での駐車の仕方を示している標識です。特に坂道の多いサンフランシスコでは、この表示のとおりの駐車方式を見かけます。
 
 parallel というのは、縁石に対してパラレルに(平行に)ということですね。

 なぜわざわざ 「平行に」 と指定するのかと言うと、縁石に直角に停めると、車が横転しかねないほどの急な坂道もあったりするからです。

 それと、アメリカでは、多くの場所で下の写真のような斜め駐車も多いからです。道路が広いアメリカならではの駐車方法ですね。

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 続く表現の

  Cramp Wheels to Curb  Set Brakes

は、「タイヤを縁石に接触させること」「ブレーキを引いておくこと」ということです。

 では、語句の意味や用法を見ていきましょう。

park parallel「縦列駐車する」
 → parallel は「平行な」という形容詞で、「並行に」という副詞の意味もあります。「縁石や歩道、道路に平行に駐車する」ということです。

 第二次大戦後、日本にいわゆる進駐軍が駐留していた頃、道路標識に多くの英語が使われました。当然日本人が書いたのでしょう、Please park vertically. という標識があったのだそうです。「縦列に」を「縦に」と誤解し、vertically と訳したのでしょうが、これだと、車を空に向かって縦に停めることになってしまいます。

cramp wheels to curb「車輪を縁石に接触させる」
 縁石(curb)に並行に停め、下り坂であれば、前進したときに前輪が縁石にぶつかって止まるようにタイヤを縁石側に向けます。
 上り坂であれば、車が後ろ向きに下がった場合に前輪が縁石にぶつかるようにして停めます。

 curb は、車道と歩道の境にある「縁石」で、TOEIC Test の写真問題でもよく出てきます。

 駐車違反にはならない場所でも、坂道では、このようにタイヤの向きをしっかりと縁石に向けて停めないと、駐車違反の切符を切られます。


 こうした標識や看板を使った表現は、『この看板の意味わかりますか』で学習できます。

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posted by 赤井田拓弥 at 14:45| Comment(0) | 電子ブック