2017年02月01日

For here or to go? の本当の意味

 このタイトルの表現は、アメリカのマクドナルドなどのファストフード店で、店員が客にたずねる典型表現です。

 今では、中学校の英語の授業でもスピーキングに力を入れ始めており、こうした買い物や道案内などの表現を習います。タイトルの表現は、どの教科書にも出てきます。

 では、アメリカでは、なぜ店員はいちいち客に向かって、店内で食べるのか持ち帰るのかを訊くのでしょうか。「大きなお世話だ」と思う人もあるかもしれません。

 これは、国会でも一時取り沙汰された 「軽減税率」 と関係があるのです。

 アメリカではほとんどの州で軽減税率を採用しており、スーパーで買う食料品とレストランでのディナーの税率が違います。
 ファストフード店でも、テイクアウトの場合は「材料、食料品」として考えられ、低い税率です。店の中で食べる場合はディナーと同じ「贅沢品」となり、税率が高くなります。

 ファストフード店のレジ係の人は、それを区別して処理しなければならないわけです。客がどこで食べるのかを知らなければなりませんから、For here or to go? と訊かざるを得ないということなのです。

 私もアメリカの大学に行っていたとき、ドーナツ店でアルバイトをしたことがあります。客の中には To go. と言ったのに店内で食べ始める人もいるのです。そうした場合は、その客の所に行って、もらい損ねた分の税金を徴収しなければなりません。

 「じゃ帰る」と言って店を出て行く客がほとんどでしたが、中にはお金を払う客もいました。
 
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posted by 赤井田拓弥 at 10:17| Comment(0) | 電子ブック