2017年01月30日

土曜日の徘徊

 百姓の私は、この時期、畑仕事はあまりありません。11月末にエンドウ類の種を蒔いて、のらぼう菜の移植が終わると、農閑期です。3月半ばに、ジャガイモの種芋の植え付けが、その年の農作業の始まりです。

 農閑期の週末の天気のよい日は、徘徊をします。

 東京の三鷹市は都心にも近いのですが、まだ農地が多く残っているそうです。先週の土曜日、ふと思い立って、そうした農地を見に行こうと出かけました。

 京王線で、私の住む京王片倉から準特急に乗り、千歳烏山という駅で下車。北へ出て、甲州街道を渡り、どんどん北上。中央高速道路の下をくぐって少し進んでから、井の頭線の三鷹台という駅のほうへ進んだところ、玉川上水に行き当たりました。

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 今は冬枯れの木立が並んでいますが、春に芽吹いたら、とても気持ちのよさそうなところです。ふと、玉川上水は作家太宰治が入水した用水路だと気づき、流れに沿って遡ってみることにしました。

 三鷹の農地見学は、また次の機会に。

 玉川上水は両側をずっとフェンスで囲ってありますので、中に入ることはできませんが、木立はすぐ間近に見ることができます。こんな木も見ました。

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 うろにビワの木が2本育ち始めています。ビワの種は大きいので小鳥が飲み込んで糞として出したとは思えません。おそらく、リスが冬用に隠して忘れてしまったのでしょう。

 流れをかなり遡って明星学園の近くが、太宰治の遺体が上がったあたりだそうです。

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 実際に入水したと言われる地点からは、1キロちょっと下流です。けっこう流されたわけですね。つまり、当時は、こんなせせらぎではなく、梅雨時期の雨も相まって、かなりの水量だったと思われます。

 JRの三鷹駅のすぐ近くが、入水地点とされるところです。
 今では、こんなにゆるやかな流れです。今の状況を見ただけでは、とても入水して流されるとは思えないかもしれませんね。

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玉川上水沿いの道路の脇に、こんな碑があります。

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 土曜日は、ここから引き返して井の頭公園の中を横切り、井の頭公園駅から「井の頭線でいいのかしら?」と思いながら帰ってきました。
posted by 赤井田拓弥 at 11:18| Comment(0) | 雑文