2013年03月20日

赤井田農事通信 ― 春分の日


 このあいだの日曜日、ときおりの突風でイヤになってあきらめたジャガイモの植え付けを今日済ませました。

 まず、畝を切ります。それなりにまっすぐでしょ。心が素直ですからね。

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 そこに、牛糞の堆肥と、鶏糞、有機肥料を撒いて、ちょっと土をかぶせます。

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 種芋の準備。小さい芋はそのまま使いますが、大きな芋は、芽の場所を確認しながら、2つあるいは3つに切ります。

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 切り口に木灰を付けます。木灰を付けるのは無駄だとか逆効果だとかいった意見もありますが、親もやっていましたし、昔から多くの人がやってきた方法ですから、私も踏襲しています。

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 準備した種芋は、こんな感じです。

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 こんなふうに並べ、あとは少し土をかぶせて終わりです。いずれ2度ほど土寄せをしますから、最初は少しだけかぶせておきます。

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 今日は、このあと、エンドウ類にネット張りをやり、野良坊の収穫、ほうれん草の収穫、小松菜の収穫をやりました。

 百姓は忙しい。

 
posted by 赤井田拓弥 at 21:19| Comment(0) | 農事通信

2013年03月19日

世迷い言

 
 「TOEIC はまだ自分にはむずかしい」という意見を聞くことがよくあります。

 しかし、TOEIC は、その時点での英語力を測定するものですから、本来、「やさしい」とか「むずかしい」という基準で判断するテストではないのです。

 テストですから、たぶん「満点を取るには……」という意識があるのでしょうね。

 ただ、「前回に比べてやさしかった、むずかしかった」ということはあります。かなり念入りに作られているテストではありますが、当然、回によっては難度が変わることはあります。

 それでも、TOEIC にはイクエイティングという仕組みがありますから、回によって難度が違っても、スコアは大きく違わないようになっています。


 また、テストを比較して意見を言う人がよくありますが、テストの比較は意味がありません。「TOEIC にはキャンパスの設定が少ないからよくない」とか「TOEFL にはキャンパスの設定が多すぎる」という意見も意味がありません。

 極端な人は、「TOEIC と TOEFL を足したようなテストがあるとよいのに」という人もいます。

 しかし、テストにはすべからく、その目的というものがあります。TOEIC にはある目的があるためにあのような形式と出題内容になっているわけですし、TOEFL もしかりです。


 胃の状態を調べるにはそのための検査があります。胃の検査で心臓の状態は判断できません。


八重咲きの水仙

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 この水仙はきれいですよ。推薦します。ちっ(怒った顔)


posted by 赤井田拓弥 at 19:16| Comment(0) | 雑文

2013年03月10日

赤井田農事通信 ― 啓蟄を過ぎて


 今年は寒かったり暑かったり。

 今日、東京では、1876年に観測を始めてから、最も早い夏日だったようです。確かに暑かった。

 もう3月も半ば。ジャガイモの植え付けが始まります。

 この冬は寒かったはずなのですが、私の畑は、下の写真のように草がボウボウです。ふだんは、ここまではびこってはいないようなんですけどね。

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 草の中には、よく見ると、いろいろな花が咲いています。下の写真の青い小さな花は、オオイヌノフグリです。拡大して見てください。

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 1本だけ離れて植わっている小松菜が大きくなって、花が咲いています。ミツバチたちも忙しく働いていました。

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 ジャガイモの植え付けに備えて、耕耘機をかけました。草ごと畑にすき込んでしまいます。来週の日曜日に植え付ける前に、もう一度、耕耘機をかけます。
 
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 グリーンピースも、ずいぶん大きくなってきました。来週あたりには、ネットを張る必要もあるかも知れません。

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 これは野良坊です。これからどんどんつぼみを出してくれます。ベーコンと炒めると旨いですよ。

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 これは野良坊の列です。たくさん採れます。

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 ああ、百姓は忙しい。

posted by 赤井田拓弥 at 18:52| Comment(0) | 農事通信

2013年03月09日

春だ。


 暖かいというのはうれしいものです。
 庭の梅も、この3日くらいで、すっかり満開になりました。写真は、クリック拡大してご覧ください。

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 近くの川べりを散歩してきました。水辺には菜の花も咲いています。

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 いろいろな色合いのカモたちが忙しく泳いでいました。魚をたくさん食べて、これからの子育てに備えているんでしょうね。

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 サギも。よく見ていると、足で下の泥をかき回しているんです。泥を動かして、魚たちが「あ、地震だ」とびっくりして出てくるように欺しているんですね。サギだけに。

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 これは鵜ですね。

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 遠くから見て「カワセミだ」と思ってシャッターを押したのですが、これはキビタキのようですね。

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 つがいのカモ。もちょっと寄り添えばいいのに。

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 カモの色合いはきれいですねぇ。

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 さて、明日からは百姓仕事。


posted by 赤井田拓弥 at 12:10| Comment(0) | 雑文

2013年03月07日

向こうに行ってしまった人に原稿を書いてもらう方法


 ツィッターで、ある出版社の編集の方とツィートのやりとりをして、ちょっとおもしろかったので、ご紹介してみます。

編集者: 「『健康は体質が9割〜食べ物も習慣も関係ない』という、身も蓋もないが真実な企画を、企画倒れにしない著者を見つけたい。」

         ↓

私: 「その著者には、死んだ私のばあちゃんがぴったりです。たばこも吸い、焼酎も飲み、朝早くから夜遅くまで、畑で這いずるように仕事をしていましたが、100歳まで生きました。呼び戻します

         ↓

編集者: 「あの世のアポの感覚がわからないのですが、4月であれば割と都合はつきますから、できれば弊社か喫茶店にでもお越しいただきたく。こちらからお伺いすると、帰りの手段がちと心配です。」

        ↓ 
私: 「ふつうは、お盆の13日にお墓に迎えに行きます。そして、15日の夜に、またお墓に連れて帰ります。ですから、インタビューして本を書くとなると、夏のお盆のときだけですね。それ以外の時期は、私もアポの取り方は知りません。」

         

編集者: 今年のお盆の13日に取材、来年のお盆の13日にゲラの確認となると、長い編集作業になりそうですね。うぅむ。」


 というわけで、死んだ私のばあちゃんを著者にする企画は立ち消えになりました。

 編集者の方の「こちらからお伺いすると、帰りの手段がちと心配です」というのがうまいですね。向こうに行って帰ってきた人はいませんものね。

もうすぐ春。

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posted by 赤井田拓弥 at 09:53| Comment(0) | 雑文

2013年03月06日

江戸期の正月には月は出ない。


 今朝、電車の中で読んでいて「あれ?」と思った文章です。この作家は、いくつもの時代物シリーズをものすごい勢いで書いている作家です。

 この人のには「あれ?」と思うところも多いのですが、ま、勧善懲悪で、電車の中で時間つぶしにはよいので、けっこう読んでいます。

 後ろから3行目に「年の瀬も明日で終わり」とありますね。ということは、年末の大晦日の前の日、つまり晦日となりますね。なのに、まん中あたりでは「黙々と港へと下る一行を月光が照らし出していた」となっているのです。

 旧暦は月の満ち欠けによっていますから、江戸時代に、正月前後(晦日、大晦日、元日あたり)には、常に新月で月が出ていることはなかったはずです。

 満月はいつも月半ばで、月末と月初めは常に新月で、月は出ていないはずなのです。

 クリックすると拡大して、読みやすくなります。
    ↓
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 明治5年に新暦に変わり、最初の正月だったか次の年だったかに正月が満月になり、世の人たちは「あれぇ、お正月にお月さんが出るなんてねぇやや欠け月」と驚いたらしいですよ。


posted by 赤井田拓弥 at 17:57| Comment(0) | 雑文

2013年03月01日

大学生の奨学金のこと


 大学卒業後に奨学金の返済に苦しんでいる人が多いことが話題になっています。「奨学金という名を借りた学生ローンだ」という人もいるようです。

 奨学金を借りて大学に行った学生たちは、卒業時点でマイナスの遺産を抱えてスタートするわけですが、多くの人が卒業後に正規の職に就くことができず、返済にも困っているというのです。

 いわゆる苦学生というと、以前は新聞配達をしながら大学に通うという学生も多くいました。いわゆる育英奨学生ですね。新聞配達をしながら大学や専門学校に行く契約をすると、新聞社が大学の入学金や授業料をすべて払ってくれ、新聞店からは、住む部屋と朝夕の食事を提供してもらえます。そして、給料も出ます。

 ただ、卒業まで勤め上げなければならないという縛りはあります。途中で辞めると、それまで出してもらった入学金や授業料をすぐに弁済しなければならないのです。新聞社側から言うと、これらは「立て替えた」ものだとなっているわけですね。

 これですと、卒業まで勤め上げれば、立て替えてもらった入学金や授業料を返済する必要がありませんから、大学卒業時点でマイナスからスタートというわけではなく、気分的に楽だろうとは思います。


 学生時代、私は、この新聞奨学生でした。大学入学時に、当座の教科書代として親から6万円をもらって小倉に出た以降は、いっさいの仕送り無しで卒業することができました。
 帰省するときの旅費も自分で出せたくらいです。

 70年代前半、読売新聞西部本社に所属していた育英奨学生は300人近くもいました。福岡北九州下関だけでです。

 この新聞奨学生制度、数年前に読売新聞西部本社では廃止になったそうです。

 世間が豊かになって新聞奨学生になろうという学生が減ったからだろうと思っていましたが、テレビの報道を見ていて、奨学金を借りている学生の割合が50%を超えている現状から考えると、学生が敬遠しているとは思えなくなりました。

 これはたぶん、大学の授業料が高くなりすぎ、新聞社としてもペイしなくなったのではないかと勘ぐっています。私は、ぜひ復活させてほしい制度だと思っています。



 早く春になってくれぇ。

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posted by 赤井田拓弥 at 15:59| Comment(0) | 雑文