2017年02月22日

ビラの語源? 「黄昏」 は 「誰そ彼」 か本当に?


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 post という動詞は、今では Facebook Twitter などでもおなじみの用語で、日本語としても理解されています。Post-It という付箋もありますね。

 bill は「ビラ、貼り紙」という意味です。

 ほかにもいろいろ「請求書、札、議案、法案、くちばし」などの意味があります。

 bill と 「ビラ」 は発音が似ているので、ビラの語源かと思ってしまいますが、どうなんでしょう?

 『広辞苑』はビラを 「bill の訛」 とし、「宣伝広告のために人目につく所に張り出したり通行人に配ったりする紙片」 と説明しています。そして、見出しは 「ビラ」 とカタカナです。

 また、講談社の『日本語大辞典』では、見出しを 「びら」 とひらがなにし、「片」 という漢字を当てています。語義は 『広辞苑』 とほぼ同じです。「花びら」の 「びら」 なんでしょうね。

 でも、どうして上に何も付いていないのに 「びら」 と濁るんでしょう?

 濁るということで私がいつも 「変だ」 と思っているのが、黄昏 (たそがれ) の語源とされる 「誰そ彼」 です。江戸時代にはすでに語源として確立していたとかいいますけどね。

 「彼」 は、上に何か付くと濁るんでしょうか。「元彼」は 「もとかれ」 で、濁りませんけどね。「あたしのもとがれがさぁ」と言いませんものね。

 私は 「冬枯れ」 などの 「枯れ」 だと思うんですけどね。まだ、調べ上げていません。
たそ」が何なのかわかりませんし。



 この本で、こうした英語の看板や標識の表現を見てみませんか。

 300円です。

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posted by 赤井田拓弥 at 16:31| Comment(0) | 生活英語

-o で終わる名詞の複数形に付く -es と -s の違い

 昔、アメリカのブッシュ大統領 (父親のほう) の副大統領候補が、大統領選挙のキャンペーンでニュージャージーの小学校を訪れました。

 そこでは英語のつづり方のコンテストが行なわれており、ある少年が黒板に potato と書いたところ、それを見ていたクエール氏は 「惜しいネ」 と言って、少年が書いた potato という文字の後ろに e を付け加え、potatoe としたのでした。

 その副大統領候補はダン・クエールという人で、喰えーるどころか喰えない話でした。

 この副大統領候補は、potatoes という複数形のつづりは知っていたわけですね。ま、そりゃそうでしょうね。
 
 そして、複数形の語尾には -s が付くというルールに則って語尾から -s だけを差し引き、potaoe というつづりを残してしまったわけですね。

 さて、私たちは、-o で終わる単語の複数形には -es が付く場合と -s が付く場合があると習うかと思います。

 【例】 potato  →  potatoes
     tomato  →  tomatoes
     photo   →  photos
     piano   →  pianos


 なぜでしょう? そして、違いはどこから来るのでしょうか。

 もともと、-o で終わる単語の複数形には -es しか付かないのです。そして、-s しか付かない単語は、語源に原因があるのです。

 語尾に -es が付く tomato potato も、もともとこのつづりですが、photo は、もともと photograph なのです。そして、piano は pianoforte です。

 こうした単語は -o で終わるわけではありませんから、複数形には -s のみが付くというわけです。ですから、略語になっても、複数形には -s のみが付くというわけですね。



 こういった単語の話は、この本で学習してみませんか。

500円です。

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posted by 赤井田拓弥 at 09:51| Comment(0) | 電子ブック

2017年02月21日

make love to someone か make love with someone か?

 前のブログで、第4文型を第3文型に書き換える (言い換える) とき、前置詞に to を使うか for を使うかは、次のルールで決定すると書きました。

 1. 相手がいないと行為が成立しない場合には、to を使う。
 2. 相手がいなくても行為が成立する場合には、for を使う。


 そして、make という動詞は make a doll for my daughter のように、ふつうは for を使うと述べ、さらに、make to を使わなければならない場合が1つだけあるとも書きました。

 そして、前回のブログの答えは、make love to someone です。このときは、for ではなく to にしないと、変な意味になってしまいます。


 歌のタイトルや歌詞で、使い方を見てみましょう。

まず、Mashmakhan というカナダのグループが歌った As the Years Go By (日本題 『霧の中の二人』 では、次のように to を使っています。

At seventeen a girl says, do you love me
And it really means, will you respect me
The teenage boy answers, I love you
But it really means, can I make love to you


 また、カナダの Anne Murray という人の "Make Love To Me" でも、次のように to を使って表現しています。

Say it to me gently, let the sweet talk flow
Come a little closer, make love to me.


 しかし、Ian Dury という人は、“Wake Up And Make Love With Me” という歌を歌っています。

 近年、to を使った表現は男性側からの一方的な感じに聞こえるということで、古い言い方だとされ、二人の合意による行為であることを表現するには with にすべきだという説もよく聞かれるようになりました。

 こうしたことからか、今では make love という表現よりも have sex with ... のほうが多く使われるようです。

do は使いませんので、念のため。


 下の本では、こうした文法の微妙な使い分けなどを説明しています。ここからお求めください。

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posted by 赤井田拓弥 at 14:13| Comment(0) | 生活英語

第3文型での to と for の使い分け

 学校の英語の授業や入試対策の問題集で「第4 文型から第3 文型への書き換え」を学習した経験があることでしょう。

 例えば、次のような書き換えです。

  第4文型 ― I’ll show you the pictures.
  第3文型 → I’ll show the pictures to you.

  第4文型 ― My father bought me a new computer.
  第3文型 → My father bought a new computer for me.

 このとき、多くの人は to for の使い分けに悩むのではないでしょうか。

 ほとんどの参考書では 「to をとる動詞群、for をとる動詞群」 のように分別されており、また、多くの受験生は個々の動詞を暗記するのに苦労したことでしょう。そうした単語を1つ1つ暗記していくのは大変ですね。とっさのときにうまく使い分けられるかどうかも心配になることでしょう。

 お疲れさまでした。ですが、これからはそんな苦労はしなくても済みます

 実は、簡単で絶対に忘れない分類法があるのです。次のように覚えてください。

  相手がいないと行為が成立しない場合には to を使い、相手がいなくても行為が成立する動詞には for を使う。

 I showed him the pictures I took. は、相手(him)がいないと行為が成立しませんから、写真を見せたときに「彼」がいたことがはっきりしています。
 この文を第3文型に書き換える(言い換える)場合は、to を使って次のようにします。

  I showed the pictures I took to him.

 しかし、I bought him the latest-design computer. では、買いに行った店に「彼」がいっしょに行ったかどうかは、はっきりしません。buy a computer は、買ってあげる人がいなくても行為が成立するからです。
 こうした動詞の中で、文法書などでは、make は My mother made a doll for me. のように「for をとる動詞群」の中に分類されています。

 ですが、<make 〜 to 誰々>でなければならない場合があります。どういう場合でしょうか。


 それは、「
相手がいないと行為が成立しないとき」 です。

 その答えは、次回のブログで。お楽しみに〜。

 下の本では、こうした文法の微妙な使い分けなどを説明しています。ここからお求めください。

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posted by 赤井田拓弥 at 12:18| Comment(0) | 生活英語

「人民の、人民による、人民のための政治」

 あの有名なリンカーンの「ゲティスバーグ演説」を聞きましょう。

 もちろん、リンカーン自身の声ではありませんが、訓練された Voice of America のナレーターのすばらしい声です。
 2分30秒の短いものです。じっくりと聞きましょう。

 演説のときの写真です。右上のほうにリンカーンが見えますね。写真はクリックすると拡大します。

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 スクリプトを下に示します。下のシークバーをクリックすると音声が流れます。



 Four score and seven years ago our fathers brought forth on this continent, a new nation, conceived in Liberty, and dedicated to the proposition that all men are created equal.

 Now we are engaged in a great civil war, testing whether that nation, or any nation so conceived and so dedicated, can long endure. We are met on a great battle-field of that war. We have come to dedicate a portion of that field, as a final resting place for those who here gave their lives, that that nation might live. It is altogether fitting and proper that we should do this.

 But, in a larger sense, we cannot dedicate -- we cannot consecrate -- we cannot hallow, this ground. The brave men, living and dead, who struggled here, have consecrated it far above our poor power to add or detract.

 The world will little note, nor long remember what we say here, but it can never forget what they did here. It is for us the living, rather, to be dedicated here to the unfinished work for which they who fought here have thus far so nobly advanced.

 It is rather for us to be here dedicated to the great task remaining before us -- that from these honored dead we take increased devotion to that cause for which they gave the last full measure of devotion -- that we here highly resolve that these dead shall not have died in vain -- that this nation, under God, shall have a new birth of freedom -- and that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.



 この演説で使われている重要語句を説明しておきましょう。日本語訳や解釈はいろいろなところでなされていますので、検索してみてください。

score 「20」 four score and seven years ago は「87年前」という意味です。hundred や thousand のように、数えるときは複数形にしないで使います。
【例】 two hundred years ago 「200年前」

bring forth 「もたらす」
a new nation, conceived in Liberty 「自由という理念によってうち建てられた新しい国家」
dedicate 「(公式に)捧げる」
proposition 「信条、命題」  また、州の条例などの修正案」という意味でも使われます。
consecrate 「聖別する、神聖なものとする」
devotion 「献身的愛」
resolve 「堅く決心する」
in vain 「無駄になって」


この本では、アメリカのいろいろな生活英語が学べます。

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posted by 赤井田拓弥 at 09:28| Comment(0) | 生活英語